千葉県知事宛 緊急要望書提出

2011/06/14

午後3時、県庁を訪問、千葉県町村会を代表し「原子力発電所の事故に伴う風評被害の対応に関する緊急要望書」の提出をいたしました。

■県内の実状を良く知る石渡副知事に要望書を提出

■復旧・復興対策本部、農林水産政策課、市町村課、観光課の各課長同席

◇福島第一原子力発電所の放射性物質の漏洩故事故から3ヶ月が経った現在においても、千葉県産の農水産物については、いわゆる風評被害による価格の低迷や買い控え等の現象は依然として払拭されておらず、農業・漁業関係者の生活に深刻な影響を与えています。
また、旅行等の自粛による宿泊客の減少等、全国有数の農業県、水産県、そして観光県である千葉県にとって、誠に憂慮すべき事態と危惧しております。
このような中、政府の原子力損害賠償紛争審査会は、5月31日に農林水産物への「風評被害」の賠償額算定方法や福島県内の観光業の風評被害などを盛り込ん だ第2次指針を決定いたしましたが、本県では出荷制限指示が出された市・町のみが、第二次指針での対象とされております。
今回の決定により、風評被害を被った対象外の地域の農水産物等の生産者や観光業者等の多くに失望感が広がっております。
原子力損害賠償紛争審査会が7月頃に示すこととなる「中間指針」に、原子力発電所事故との因果関係が認められないことが明白なものを除き、すべての被害を盛り込むよう国への働きかけを強く要望いたします。
平成23年6月14日  千葉県町村会長 岩田利雄

地域の首長が復旧・復興に必死になりがんばっても、国や県の迅速な動きがなければ救われない!
国も県も査定をする職員が現場を見て、現場の声を聞き、地域の実情を理解してほしい。

東庄町防災演習実施

2011/06/12

9時30分より、台風、集中豪雨などに備え、関係機関が一体となった防災演習を保健福祉総合センターで実施しました。
局地的な集中豪雨により、堤防の決壊やがけ崩れ等の危険があるとの想定。
参加人員 東庄町役場職員68名・消防団員75名・香取広域市町村圏事務組合東庄分署職員。

■ロープワーク

■土のう作成

■土のう積み工法

東庄分署職員の指導のもと、ロープワーク・土のう作成・土のう積み工法、土砂災害区域内の巡回や防災倉庫内の機材の取り扱いなどの訓練を行いました。
作成した土のうは防災倉庫に備蓄します。

◇いつどこで起こるかわからない災害。
「備えあれば憂いなし」、「いざ」というときのため、日頃から災害に対する心構えを持ち、万全の備えをしておきたい。
「てんでんばらばら」は、まとまりのないという意味でつかったことがあることばです。
過去の大災害の教訓から、「津波」に対しては、みんな「てんでんばらばら」に逃げて、一人でも生き延びる(命を守る)と言うことだそうですが、大規模な自 然災害をはじめ様々な危機に対し、被害を最小限に食い止めるため、行政・消防が連携をし、即時可能な体制を整備していきたい。

水郷佐原あやめ祭り

2011/06/11

■香取市水郷佐原水生植物園

久しぶりの水生植物園・首長交流会にお招きをいただき出席いたしました。
各市町の被災状況や現状・復興に向けた取り組みについて、イベント等への相互出展について意見交換をいたしました。
◇第一に町としてどれだけ解決できるか・・・そして各市町が復興に向け連携・協力のもと、がんばって前に進んでいきたい。

東庄町としては、例年通りイベントを行っていき、また、プラス元気の出るイベントを考えたい。

■さっぱ舟で散策

わずかな時間でしたが、さっぱ舟から見ごろのハナショウブを楽しみました。
・・・4、5歳の頃、ラジオから流れてきた「流れの舟歌♪」をみかん箱の上に乗り、歌っていたことをなぜか思いだしました。

■ハナショウブ「絆」

■復興を願い植栽

楽しい一日となり、リフレッシュできたように思います!

夏期の省エネ・節電対​策

2011/06/09

国から夏期の使用電力の抑制目標15パーセントが提示され、町においても省エネ・節電対策の実施が必須。
順次施設ごとに契約電力の削減手続きも行っています。

■庁舎ロビー外側

ゴーヤーよりは大分低いのですが、朝顔の「緑のカーテン」にします。
ロビー内側からは、清々として明るいステンドグラスのように見えたらと思います。

各課、部署毎に「節電対策実施責任者」を決めました。
◇冷房機器
・室内温度は、原則28℃以上に設定。
※個人で持ち込む冷風機、送風機等は使用禁止。
◇OA機器
・出張時、退庁時は、パソコンのシャットダウンを徹底する。(ディスプレイの電源も落とす。)
・ノートパソコンは、未使用時にはフタを閉じる。
・退庁時は、業務に支障のない範囲でOA機器の電源を落とす。
・文書の簡素化を図り、コピー機等の使用枚数・時間を短縮する。
◇照明器具
・昼休みは、業務に支障のない範囲で照明を消す。
・不必要な照明の消灯及び消し忘れの防止。
・天候や採光の加減で照明の点灯消灯をこまめに行う。

一昨年6月より実施している、ノーカー・ノー残業デー(1月2回)を引き続き行ない、こまめにみんなで協力し合い、省エネ・節電に努めます。

―――
■本日、献血車来訪

■庁舎ロビーで受付

庁舎に緑のカーテン

2011/06/07

曇り空に風も少し出てきて、過ごしやすい日になりました。

先日の台風の影響など何度か危ない目に合ったゴーヤーの苗。
職員が大事に育てています。
ネットを張り、プランターも移動しました。
エコライフへの取り組みとして数年前から設置を考えていましたが、特に今夏の節電対策にと遮光・冷却効果が高いことに期待をし、ゴーヤーとアサガオの「緑のカーテン」づくりに挑戦中です。
ゴーヤーは、ビタミンC豊富で高血圧の予防にもなると健康野菜として人気があるそうですが、食べるのはちょっと苦手な私。
見た目や涼しさを味わいたいと思います。

―――

■公民館屋上の太陽光発電パネル

昨年大規模改修を行った公民館。
屋上には太陽光発電装置を設置し、自然エネルギーを活用した施設として地球温暖化対策に取り組んでいます。
太陽光発電は最大発電量17.28キロワット時の装置で、公民館玄関ホールに現在発電量の表示モニターを設置し発電状況が目で見てわかるようになっています。

■庁舎二階から公民館・・・好きな風景です。

東庄町観光ふな釣り大​会開催

2011/06/05

早朝5時半から、第21回観光ふな釣り大会が開催されました。

 

 

もう梅雨の中休み?と思われるようなお天気のもと、195名の大会参加者が東庄町地先黒部川両岸に集まり、ふな釣りを楽しんでいました。

■午後の表彰式で挨拶をいたしました。

―――

私自身今、釣りを楽しむということはしていませんが、いたずらや突拍子もない行動をして皆を驚かせていた子どものころ、黒部川は、泳いだり魚を採ったり・・・と絶好の遊び場でした。

今後も多くの皆さんに釣りを楽しんでいただけたらと思います。

6月庁議 開催

2011/06/01

大雨・大風という悪天候がおさまり、少し寒いくらいの「衣替え」になりました。

諏訪神社では、さつき展開催中です。
日本皐月協会水郷支部石毛支部長さんが、町長室前のカウンターに置いてくれました。

■さつき「祝星」

 

■東庄町長賞「銘花 桃香」

■花季皐月展(開催期間5/20-6/5)

午前9時30分、庁議開催。
大震災より80日以上が経ち、少し落ち着いてきたが、対応の遅れなどから東北の人たち、原発事故の影響により非難をされている人たちは、大変な思いをされています。
政府の見解、東電の説明などまちまちの情報に戸惑っている状況であり、梅雨時と暑い夏を迎えようとしている今、経過や状況をはっきりと言い、方向性を示してほしい。
いろいろな会議に連日のように出席しているが、災害対応の会議ばかりです。
昨日は、支援金の配分についても話し合われました。
国・県も状況をつぶさに把握し、会議ばかりしているのではなく、対応してほしい・支援金については、液状化で大変な思いをしている町もあり、家屋の一部損壊についても対応すべきと主張してきました。

今日から、被災された町民の皆様へのお見舞いとして、町独自のお見舞金の受付を始めました。
屋根瓦が落ちるなどの一部損壊等が多く、材料や人手が足りずになかなか修理もできない状況ですが、少しでも役立ててほしいと思います。
6月1日、復興に向けた対応対策の上で新たなスタートにし、更に町独自のものを考えて行きたい!
財政調整基金などこれまで町が積み立ててきたものを、必要とされることには用立てたい。

―――

今、国がやらない分を民間が一生懸命やっています。
デパートでは、お中元商品に被災地応援商品をとりあげている。
千葉県の畜産関係者は、原発事故により非難をしている福島の牛を買い、千葉県で育てる。
そして、ふるさとでの日常生活に戻れた時には、牛を連れてまた畜産業を営めるようにする、「同業者を生かす仕事をしていきたい」とがんばっています。

―――

「人を救う」と言うことには、いろいろな角度からできることがあるのだと思いました。

どういうことで、救ってあげられるか・・・義援金は大事なことだが、義援金だけでは足りない部分がある。
職を失っている人が働いて賃金を得られることが大事。
どんな立派な大きな施設に非難できても、「自分のふるさとに帰りたい!」という思いを持ち生活している。
コミュニケーションは、すばらしく大切。

町は、町としてできることを知恵をしぼり、町民の皆さんの協力をいただきながら、災害を機に安心・安全ということでステップアップしていきたい。
各担当課からアイデアを出してほしい。

衣替えを契機に皆さんの力をかりて元気に前向きにがんばっていきたい!!

=以上、挨拶をいたしました。=

第25回全国国民健康​保険診療施設協議会地​域医療現地研究会に出​席

2011/05/31

5月27日・28日、「地域包括医療・ケアを都市へ広げよう」~町は大きなホスピタル~をテーマに、鳥取県で開催された医療現地研究会に出席をいたしました。

—–

来年、第26回現地研究会は東庄町を会場に開催されます。
千葉県国民健康保険団体連合会、千葉県国民健康保険直営診療施設協議会と連携し、今回の鳥取県日南町・江府町と同様に実りある現地研究会にするため、今後一生懸命準備を進めて行きたいと思います。

官公庁今夏節電目標25%!

2011/05/24

午前10時30分、東京電力来訪。


大地震・津波により太平洋側の発電設備に大きな被害を受け供給力不足発生。
総務課職員と一緒に「今夏の電力需給対策と節電について」説明を受けました。
厳しい状況が予想されることから、25%を目標に節電をしていきたい。

 

今日のような日は、執務室も網戸にすると快適です。
・・・が、昨年の猛暑を思い出しました。
真夏は、ブラインドを降ろしただけでは、厳しいものがあります。
とにかく、特に9時から20時までの電力需要のピーク時は、職場や家庭で一人ひとりが必死になって節電をしていかなければならないと思います。

私の家での節電対策ひとつ二つ=昔にかえる=

・こだわりの電気釜(炊飯器)からガス釜(電気からガスに)で炊飯。
・電気ポットは、タイガー「とく子さん」使用。省エネ機能(魔法瓶構造)で電源を切っても保温。
・日よけに朝顔のグリーンカーテン。

網戸、日よけ(グリーンカーテン)、クールビズと自家発電などのいざというときの備えと同時にできるだけ工夫を凝らし、節電目標を達成したい。

■黄菖蒲の黄色は爽やかで涼しげ・・・。

眼にやさしい風景 2

2011/05/19

今の季節、夕陽は川面に映り、青葉若葉の緑と同じように眼にもやさしく映ります。

■黒部川に架かる笹川新橋

■ここにも黄菖蒲・・・

■川面に映る夕陽

■もうすぐに・・・また明日

宮城県石巻市では、津波で海水に浸かってしまった水田で、田植えが始まったとニュースで知りました。
午前9時30分から、東総用水土地改良区理事会に出席いたしました。
大震災で土地改良区内の農道や農業用水の送水施設等に大きな被害を受けました。
懸命の復旧作業が行われ、おかげで例年よりも大きな遅れは無く田植えが済み、苗も順調に生育しています。

―――

私は、ご飯が好きです。
炊飯器も入念に選び、水加減を含め自分の好みに合った炊き方にもこだわっています。

大震災後の今また、時代を振り返ると、私が小学校に上がった昭和30年当時、日本は経済復興の真っ只中にありました。
それは、社会が何も無いところから何かを創り出そうとする生気にあふれた時代であり、日本の「ものづくり」が諸外国から認められつつある頃でした。
その当時の「ものづくり」から生まれた物に、無名の日本人家族が完成させて東芝から発売された自動電気釜がありました。
今でも記憶にあるのですが、私が8歳の時に父親が買ってきたのは、正にこの自動電気釜でした。
とにかく当時の日本の台所を劇的に変えた電気製品であり、町工場の一家族の知恵と努力の結晶であったのです。
試行錯誤を繰り返す、ひたむきに努力をすることでは、「農業」も「ものづくり」と同じだと思う。
東庄町は、農業の町であり、米も野菜も美味しいものがたくさんとれ、養豚も盛んです。
新鮮で安全・安心な食べ物が地元でとれると言うことは幸せです。
これからも、美味しいご飯を食べ元気を出して行きます!
(ついつい食べ過ぎてしまうので、そこはちょっと注意しながら・・・。)

◆象印から、また凄い電気釜が発売された。
何か聞いただけでワクワクする。
=それにしても日本の「ものづくり」はすごい!!=

岩田利雄プロフォール
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