今年のお盆は、行事のほかは、家で過ごしました。
朝夕に、時折秋の気配を感じるものの、厳しい残暑が続いています。
昨日は、久しぶりの東京出張で全国町村会行政委員会に出席いたしました。
午後3時より、東交会総会に出席、町政報告ということで話をさせていただきました。
町では、地域のことは地域の皆さんにお手伝いをいただきましょうということで、見守りネットワークを立ち上げました。
先日(8月8日~10日)には、町内高齢者の安否確認を実施。
対象は、85歳以上の高齢者(669人)と75歳以上の独居高齢者(301人)。
町の中で特に高齢者の独居世帯が増えているが、なかなか福祉の目が行き届かないという部分がある。
「地域の支え合い」、これがやはり町民を大事にする一つの手段、方法だろうと思う。
行政だけで何かをしようとしても、無理があり、地域の人たちがその家の状況や親戚関など、一番よく知っている、地域の皆さんにお手伝いいただき、あいさつやさりげない気配りから始め、近所のつながりを深めていただき、連携による支えあいをしていきたい。
少子高齢化が進み子どもの数が減り続けている日本。
町も同じで、年々子どもの数が減少している。
都会と田舎のバランスが崩れたということもある。
これを食いとめるという手だてが今のところ国でも模索中。
町にしてもやるべきことはきちんとやり、環境整備ということでは後押しも良くなってきている。
今までは、小学校の子どもたちが安心・安全に暮らせるようにということで、先駆けて校舎の耐震改修をやってきた。
ところが子どもたちが少なくなってきてしまう。
これからは、予想がつかないほど、子どもの環境が変わってくるのではないのかなという意識がある。
町自体がいろんな面を含めて、人の問題で一番今悩んでいるところ。
高齢者のひとり暮らしの問題、子どもの保育園、幼稚園、小学校、中学校までの義務教育の問題など。
これからは、この問題が教育委員会、町議会を含めて話し合われることが非常に多くなる。
皆さん方をはじめ、多くの町民の皆さんに関心を持っていただきたい。
大人は、だれかが面倒を見てあげればそれで済むようなことがあるが、子どもが産まれないからにはその前段から、これから検討を加えていかなければならない。
きちんとした形で産まれるということを考えると、1人でも多くの子どもが産まれる環境をつくってあげられる、今の環境づくりは、結びつけてあげることだと私は思っている。
町にはまだ独身の男女は大勢いる。
これが現実の大変な大きな問題。
人貧乏とよく言うが、一番基本になる町民が少なくなってしまうという現実である。
これを今どうとらえて、これからいろんな知恵を絞っていくか、人口減を防ぐかということが大きな課題になってきている。
まだすぐに解決できる問題ではありませんが、またいろいろ問題が出れば皆さん方にお話をさせていただきながら、ご意見をいただきたいと考えている。
東交会員の皆様方に、現状を知っていただくためにもお話をさせていただきました。
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■我が家の緑のカーテン