晴れ曇り、日中は暖かな日に。
東京の桜は、満開も早く23日頃と予想されています。
■山桜
■ソメイヨシノ
ソメイヨシノも一輪、二輪開き始めました。
午前10時半、役場多目的ホールに於いて、東庄町立全5小学校を1校に統合するのに伴う小学校5校合同閉校式開式。
新型肺炎の感染拡大防止のため、3月2日から一斉休校という、児童・教員・保護者にとって思いもかけない事態となりました。
本来であれば、思い出の詰まった各小学校で、地域の方々と閉校式典と行事を行う予定でした。
閉校行事準備のためにご尽力された皆様の心中を察するところであり、こうした形で閉校式を迎えることになり、無念ですが厳粛に受け止めたいと思います。
■5校校旗
■教育長閉校宣言
■挨拶
本日ここに、東庄町立神代小学校・笹川小学校・橘小学校・石出小学校・東城小学校の閉校式を迎えることになりました。ご多用の中、山崎議会議長、教育委員会教育委員各位のご臨席を賜りましたことに、心から御礼申し上げます。
神代小学校・明治8年開校
「こころ豊かでみずから学ぶたくましい子の育成」を目指し、人と人との繋がりを大切にする教育を行ってきました。
笹川小学校・明治7年開校
智・徳・体の調和のとれた「心の美しいたくましい子」の育成を目指し、「自彊不息」を体現する数多の子どもたちを巣立たせてきました。
橘小学校・明治9年開校
「夢を語り、心と体を鍛える子の育成」に励み、「元気・やる気・根気」を合言葉に地域と教職員が力を合わせてきました。
石出小学校・明治7年に開校
「夢を育み、心豊かでたくましい石出っ子」を目標に、地域と深い関わりを創ってきました。地域の暖かいまなざしが子どもたちを見守ってきました。
東城小学校・明治9年開校
「夢と希望に向かってチャレンジする東城っ子の育成」のため、地域や保護者から惜しみない協力をいただいてきました。どの子も、すばらしい学校生活をおくることができました。
140年以上の長い歴史を持つ伝統ある各学校、地域に根差し、地域と共に、学校の歴史がつくられてきました。
地域のみなさんにとって、母校が閉校するという寂しさはいかばかりかと思うところであります。
児童が減少し、複式学級が現実となる前に、町は、どの学区の子どもたちも等しく教育を受けられるよう、もっと大勢で一緒に学べるよう、5校がすべて、一斉統廃合するという選択をし、地域の了解を得ることができました。
「すべては未来を担う子どもたちのために」
これまで学校を支えてくださった地域の方々には、今後も変わらないご支援をお願いしたい。
町は、東庄小学校が調和のとれた学校として発展していくよう、各小学校の良い特色を引継いでいくために、一丸となって努力してまいります。
令和2年4月1日開校の東庄小学校、多くの人達の思いがこもった学校で、子どもたちが明るく元気に過ごせるよう、みんなで知恵を絞り、支えていくことをお誓いを申し上げます。
東庄町立小学校5校合同閉校式にあたり、ご挨拶を申し上げました。
■校旗返納
各校の校旗を返納いただきました。
各小学校長にご挨拶をいただき閉式。
地域の方々に愛され、支えられてきた5つの小学校は、その歴史に幕を閉じます。
式典終了後は、ご列席をいただいた皆様との歓談。
神代小の宮崎校長、石出小の大槻校長は、閉校と退職が重なり、最後に取り組んできた閉校記念式典・行事、離任式も行えないまま、学校を去ることになると言うことで、とても残念に思います。
校長先生方には、感謝を申し上げます。ありがとうございました。
春の嵐のような夜、雨が降り風も強く吹きました。
東庄町立5校の閉校式を無事に終えました。
長い歴史、多くの卒業生、地域のシンボル、閉じる事の辛さを思い、自分が担当者になるとは・・・、辛い辛い時間でした。
式の始まる直前に声を掛け合い、各学校卒業生の役場職員に、議会傍聴席での出席をしてもらいました。
「少しでも多くの皆さんに歴史の瞬間に立ち会っていただきたい」との思いが職員にも通じ、感激の閉校式になりました。
皆さんありがとう。
いよいよ4月から「東庄小学校」スタート!
新しい歴史が幕を開ける。