‘2010/11’ カテゴリーのアーカイブ

第59回千葉県国民健康保険直営診療施設医療学会開催

2010/11/30

11月26日、オークラ千葉ホテルを会場に千葉県国民健康保険直営診療施設医療学会が「国保直診施設の今後の在り方を探って」をメインテーマに開催されました。
厳しい状況下で「地域医療を確保し、地域住民の健康と安心を守る」という国保診療施設の使命を果たすために共通の認識や目標を持つことが大切であることから、多くの関係者の方々のご参加をいただきました。

■千葉県国民健康保険直営診療施設協会長として主催者挨拶をさせていただきました。

   

この千葉県国保直営診療施設協会というのは全国で唯一の組織であり、23の国保診療施設が会員となり、会員施設の発展のために活動をしております。
厳しい医療情勢下にあり、直診施設は公的施設として日夜を問わず患者様のために安心・安全・良質な医療を提供し、住民の健康維持に努めていかなければなりません。
皆様方におかれましても、義務や責任という大きなご負担を背負いますが、いろいろと創意工夫を重ねられて地域の皆様方に信頼していただける病院診療所を築き上げていただきたいと念願しております。

今、直面している「崩壊から再生へ、直診施設の将来と役割を位置づける」学会であると確信しております。

この崩壊から再生に繋ぐために活発な討論をお願いする次第であります。
皆様方におかれましても、今日一日が有意義なものとなりますようご祈念申し上げます。(要旨)

■国保東庄病院  
 =町民の命を守る・信頼できる病院に=

<東庄病院も国保診療施設です>
自治体病院はどこも医師不足が深刻です。
東庄病院は、有難いことに全国屈指の国保旭中央病院との連携がしっかりしていて、旭中央病院から整形外科や眼科などの専門医が決まった曜日に診療に来てくれる体制が整い、これが安心と信頼につながっています。
緊急や高度医療が必要なときは旭中央病院でやっていただける仕組みで、リハビリは東庄病院で引き受けるというように役割が明確です。
幅広い知識で患者を診る総合医の育成を国に先駆けて推進してきました。

5選を目指す決意表明

2010/11/29

■11月28日・午前10時より「岩田としお後援会総決起大会」開催。

■藤代船橋市長(千葉県市長会会長)ほか来賓の皆様より激励いただきました。

多くの支持者の方々、来賓の皆様にお出でをいただき決意を述べさせていただきました。

<町は命 すべては町民のために>
岩田としお

就任以来、ひたむきに「町は自分の命」との思いで、一生懸命努力してまいりました。
情熱が町を支える原動力となっています。
そしてこれまで、人と人の絆、おたがいさまのこころを大切にして、多くの皆様のご支援ご協力を頂きながら、自らの信念の基、町政を進めてまいりました。
今年は東庄町が誕生して55周年。
平成の大合併で近隣は合併し、東庄町は、4つの大きな市に囲まれた真ん中にあります。
これから5年先、10年先には近隣市もすばらしい市に発展していくと思います。
その時、東庄町も「小さな町の良さ」を活かして近隣市に負けないように、また追い越すような思いで、がんばって参りたい。
夢は、満足度ナンバーワンの町にすることです。

五選出馬は、町民の声!
しっかりと受け止めています。
東庄町を良くしよう、元気にしようと真剣に考え、熱心に取り組んで下さる方が沢山いらっしゃいます。
今、それらの活動が着実に実を結んでいることを実感しています。
まさに、わが町の宝は「人」であり、そして、こうした方々が将来の東庄町支えていくと考えています。
全国へ我が町(東庄町)から発信します。
そして、東庄町の未来のために次世代へのバトンタッチを「きちっと」しなければならない。

小さな自治体でありますが、多くの皆様のご支援とご協力を頂き、共に汗を流し、これまで培ってきた経験と実績を大きな力に、広く町民の皆様の声に耳を傾け、「満足度ナンバーワンのまち」実現のため日々努力を重ねてまいります。

—町民に嘘をつかない政治(言葉と行動が一致)・志と情熱を持って
                「すべては 町民のために」挑戦し続けます—

■一緒にがんばっていただければありがたいです。

町長選挙出馬決意

2010/11/24

私は今、町長の職にあります。
五選出馬は、「町民の声」を糧に、経験と実績を大きな力に初心を忘れずに
もう一度この選挙(12月26日)にかけて、挑戦します。

<東庄のために全力投球・平成6年総決起大会挨拶>
■岩田としお47歳

今から15年前、32歳の時に、この町にひとつの光を当ててみたいという気持ちの中で、町議会に立候補させていただきました。
そして4期15年間、皆さんに支えられて議会活動をさせて頂いてまいりました。
議会活動の中には諸先輩から色々とご指導頂き、そして自分の目指す方向と言うものを確かめながら一歩一歩 歩んできたつもりです。
その間、議会議長という大役を仰せつかり、また郡の議会議長という名誉ある仕事もさせていただきました。
これも皆さんの支えがあったからこそです。
そして議会活動の中で絶えず考えてきたのは、住民のためにどうすれば町は良くなるのか、どうしたら町のために尽くせるのかという事でした。

“行政は最大のサービス産業である”と言われた市長がいます。
島根県出雲市の岩国哲人市長です。
岩国市長は、今までの行政の在り方を根本的に見直してみようという考えの中で大きな取り組みをされてきました。
そして、“小さくともキラリと光る町づくり”を生み出しました。
住民の政治への参加と合意が、主軸の地方行政は、常に奉仕と新しい道にこころがけ、流れを変えていく事が行政の本来あるべき姿であると言われています。
私も正しくその通りだと思います。
絶えず人の考え方、ものの捉え方は変わってきます。住民のニーズを的確に捉えて最大のサービスとしてお返しをするのが行政の姿です。

今から33年前、私の父親は47歳。
私と同じ年でした。
「町長選に出馬をしたい」と言った時、私は14歳でした。
それから間もなく父親は他界しました。
私は今47歳、親父と同じ年で、運命ということを感じております。
私は今、この戦いに自分自身にはっぱをかけながら戦い抜いていく覚悟です。
私を支援してくれる中には、かつて親父と一緒に酒を飲み、兄弟の付き合いをした方々も沢山現役でいらっしゃいます。
そういう方々も含め、自分の世代の人とも一緒になって流れを大きく変えて行きたい。
時代に即応するような行政の姿を実行させたいと思います。
地方の時代とよく言われますが、地方が自ら発信できるような町をつくっていきたい。
国、県の力を借りることは勿論大事ですが、発想がその町から発信できないような町は必ず衰退します。
東庄町の実情に合った町づくりのために皆さんの力をお借りして、是非とも実現のために努力して参りたいと考えています。
(要旨)

情熱は63歳の今も変わらず持ち続けています!

外出支援巡回バス「おでかけ号」

2010/11/22

■「おでかけ号」バス正面

町の中を、毎日2台の無料バスがぐるぐると回っています。

■東庄町役場バス停 乗降客

外出支援巡回バス「おでかけ号」は、平成14年度より高齢者の足を確保し、おでかけを支援する巡回バスとして運行を開始しました。
今では、多くの高齢者や町民の皆様に利用されております。

現在は、旭中央病院ルートが3往復、町内1週ルートが4便、神代ルート・笹川ルートが各2便、橘ルート・東城ルートが各3便で運行をおこなっております。
これまで、町民の皆様方の要望により平成20年4月より旭中央病院ルートを1往復増便し、1日3往復とした結果、平成21年度の旭中央病院ルートは、8,243人の利用者がありました。
全ルートの利用者は、全体で19,151人、1日平均75.7人となっております。
また、毎週日曜日と水曜日の運休日も活動支援日として多くの皆様にご利用いただき、年間44日運行で1,761人の利用がありました。

<外出支援巡回バス運営協議会を開催いたしました。>

運営協議会は(委員には、高齢者団体・障害者団体・市民活動団体・住民団体・婦人団体の各代表者、有識者の方を委嘱)、外出支援巡回バスの円滑な運営を図るため、円滑な運営についてや実施上の諸問題について協議をいたします。
本日の協議事項は、利用状況等の報告とバス路線についての要望事項についてです。

協議の結果、要望のありました一部のルート変更を実施することとしました。

今後も町民のみなさま方のおでかけ支援ということで、少しでも便利に喜んでいただけるよう、委員の皆様と知恵を絞り取組んでいきたいと考えております。

■バス後部 東庄町役場バス停出発

金婚・米寿をお祝いする会

2010/11/19

「金婚米寿のお祝い」に大勢のみなさまにご出席いただきました。

今年、東庄町では、79人の方が米寿を迎え、19組のご夫婦が金婚を迎えられました。

皆様のご長寿とご尊家のご繁栄を、心からお喜び申し上げます。
最近、「所在不明の高齢者」が大きな社会問題となっています。都市に多いと言われるこの問題、となり近所の無関心が原因の一つです。
小さな町の良いところは、顔が見えること。昔から「向こう三軒両隣」といいますが、お互いに関心を持ち、困ったときに助け合うということだと思います。
東庄町の最高齢者は、青馬の小林ツルさん、明治33年生まれで満110歳です。
デイサービスセンターに週3回通われていますが、夏に誕生会でお会いしました。
「笑顔」と「いつもまわりの方に感謝の気持ちを持ち続けて生活している」ということに感動しました。
夫婦、家庭で、「お互いさま」と「思いやり」の気持ちを持ち過ごすことが大切で、楽しい時を過ごすことができると思います。

今後とも皆さんが、この住み慣れた東庄町で、いつまでもお元気で、安心、安全で、楽しく暮らしていただけますよう「健康で安心して暮らせる地域づくり」に一生懸命取り組んでまいります。
人と人とのつながりを大切にしながら、「笑顔が一番」です。
そして人生経験を生かしこれからも社会で活躍してほしい。 
ご出席の皆様のご健康とご多幸を心よりご祈念申し上げ、お祝いのことばとさせていただきました。

■金婚・米寿の皆様に町からのお祝いをお贈りいたしました。

アトラクションでは、~花園流真秀会~の皆様に祝賀の舞で華を添えていただきました。
ありがとうございました。

東庄町戦没者慰霊祭

2010/11/17

■東庄町戦没者慰霊祭(例年8月15日)を改修の済んだ公民館大ホールに於いて挙行いたしました。

本日ここに東庄町戦没者慰霊祭を挙行するにあたり、謹んで慰霊の言葉を申し上げます。

先の大戦から65年の歳月が過ぎ去りました。
本日この戦没者慰霊祭に臨み、苦難に満ちた過去を偲びますとき、哀惜の思いが胸に迫ります。
今ここに 戦渦に倒れ、祖国の礎となられました御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げるものでございます。
とくに深い悲しみと不断の努力により、現在の生活基盤を築かれてきたご遺族のご心中を察するとき、改めて戦争のない平和な社会の重要性をすべての国民が 認識していかなければならないと思います。
戦争のない世の中は、人類全ての願いであります。
私たちは、再び戦争を繰り返すことのないよう御霊の残された尊い願いを心に刻み、末永く後世に伝えなければなりません。

わが郷土東庄町も恵まれた自然環境のもと先人のたゆまぬ努力により著しい発展を遂げ、本年は町制施行55周年を迎えることができました。
先人が、こよなく愛し遺されたこの町をすばらしい故郷として発展させ、次代を担う子や孫たちに引き継いでまいります。
「人づくりは 町づくり」、人と人との関わりは、元気を生みます。
私は、皆様とともに平和を祈念し、更なる東庄町の発展、町民一人ひとりの心の豊かさが、地域を輝かせる町民誰もが元気で活力に満ちた生活を送れるまちづくりに向け、町民の皆様とともに全力で取り組んでまいる所存です。

御霊のやすらかなることを心からお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様の今後のご多幸とご健勝を祈念し、慰霊の言葉といたしました。

一人ひとりが献花、東庄町女声合唱団「響」による慰霊のうたが、こころに響きました。

東庄町の財政

2010/11/16

経常収支比率81.6%、浦安市に次いで県内第2位!!

県内市町村の21年度決算をみると、東庄町の『経常収支比率』は81.6%。
浦安市に次いで、第2位の良い数値となりました。
この数値は、人件費が大きく影響します。

私は、平成13年に11課を5課にする大規模な組織改革を実行しました。
この改革で職員数を段階的に減らし、普通会計職員145人(H12年度)を110人(H21年度)に、35人、24%削減することができました。
人件費で2億9千万円の削減効果がありました。

私を含め特別職の給料月額を、平成17年4月より減額しています。
町長給料月額785,000円→628,000円(20%減額)
  
給料(手当て含む)減額
年額250万円 × 4年 = 1千万円
1任期(4年)で、1千万円の減額

副町長 給料月額の15%減額
教育長 給料月額の10%減額

これからも、健全財政に努めてまいります。

『経常収支比率』は、財政構造の弾力性を表す比率です。
人件費や公債費(借金の返済)等の経常的にかかる経費(経常的経費)に、町税を中心とした経常的に入る財源(経常一般財源)がどの程度充当されたかを見る指標で、この比率が低いほど、自由に使えるお金の割合が多いことになります。

■開かれた町長室入り口のポインセチア

ポインセチア

2010/11/15

外は曇り空の寒い日になりました。
庁舎内は、今年もポインセチアの鉢植えが飾られ明るい雰囲気に。

東庄町の基幹産業は、農業です。
産出額では、総額の半分を畜産が占めていますが、耕種では野菜類、米の順に多く、3番目に花きがあげられます。
ポインセチア等の鉢物、ガーベラ、小菊、カーネーション、トルコキキョウなど季節的に需用のある花を栽培しています。

ポインセチアは、東庄町内の栽培農家の方から毎年届けられ、目を楽しませてくれています。
どうもありがとうございます。

町づくり

2010/11/11

23年度東庄町予算編成方針(要旨)
11月1日付、各課長・機関の長に通知。

◆東庄町としての独自性を持ち、前向きに住民に理解していただけるような事業を進めて行きたい◆

【予算編成の基本的な考え方】

本町の財政状況は、平成21年度の決算状況をもとに分析すると、歳入の根幹をなす町税収入が、対前年度比6千万円以上の減額となる一方、国保、介護保険、後期高齢者医療といった社会保障にかかわる特別会計への繰出金が7千万円以上の増額となるなど、少子高齢社会の伸展が財政に大きく影響する状況となっている。
一般会計の町債残高は平成18年度末の49億4千万円をピークに減少傾向にあり、平成21年度末で、47億5千万円。
地方交付税の臨時財政対策債への振替額が増加している。公債費の負担軽減のため、今後も新規借り入れを抑制する必要がある。
財政調整基金の残高は、平成14年度末に6億8千万円あったものが、平成17年度末に3億7万円まで減少し、現在は6億5千万円まで回復している。
財源調整機能を果たせるよう更に積み増す必要がある。
平成22年度の町税収入の見通しは、景気の低迷が影響し、平成21年度に比べ大幅な減収が見込まれており、来年度以降についても、低調に推移するものと考えられる。
一方、扶助費をはじめ社会保障にかかる経費は増加する見通しであることから、本町の財政は、一層厳しさを増すものと見込まれる。
自主財源の確保に努めつつ、限られた財源を最大限有効に活用していく必要がある。

【当初予算編成に当たっての留意点】

1  第5次東庄町総合計画・前期計画事業の推進
  平成23年度は、第5次東庄町総合計画の前期基本計画の最終年度となる。
  目標の達成に向け全力で取り組むこと。
2 町民の声・現場の声を反映
  (1) 町民の声・現場の声を政策に反映させ、きめ細かな行政サービスを展開すること。
  (2) 町民の「やってみたい」という気持ちを尊重し、「地域の力」が結集される施策を推進すること。
3 町内業者の受注機会の確保及び拡大
 地域経済の活性化、町内事業者の育成の観点から、物品購入、建設工事及び業務委託等の発注については、町内業者の受注機会の確保及び拡大に配慮した町内業者発注に努めること。 

以上、財政状況の厳しさを個々が認識し、充分精査した上で、必要最小限の額を要望すること。

■黒部川に架かる笹川新橋

利根の川風・・・

2010/11/06

穏やかな晩秋の日、川の風景も葦が光り、心を落ち着かせてくれます。

■利根川河口堰町民広場記念碑

浪曲や講談で語り継がれる「天保水滸伝」の舞台となる東庄町。
「天保水滸伝」に登場する笹川繁蔵の生誕から200年。
いつか「町民が天保水滸伝をうなる浪曲の大会」を開催したい・・・。

■浪曲師:玉川奈々福さん

浪曲師玉川奈々福さんには、今年も東庄ふれあいまつりの司会・文化祭への出演をお願いし、おいでいただきました。
これからも東庄町で「天保水滸伝」をうなっていただきたいと思います。

岩田利雄プロフォール
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