第59回千葉県国民健康保険直営診療施設医療学会開催
2010/11/3011月26日、オークラ千葉ホテルを会場に千葉県国民健康保険直営診療施設医療学会が「国保直診施設の今後の在り方を探って」をメインテーマに開催されました。
厳しい状況下で「地域医療を確保し、地域住民の健康と安心を守る」という国保診療施設の使命を果たすために共通の認識や目標を持つことが大切であることから、多くの関係者の方々のご参加をいただきました。
■千葉県国民健康保険直営診療施設協会長として主催者挨拶をさせていただきました。
この千葉県国保直営診療施設協会というのは全国で唯一の組織であり、23の国保診療施設が会員となり、会員施設の発展のために活動をしております。
厳しい医療情勢下にあり、直診施設は公的施設として日夜を問わず患者様のために安心・安全・良質な医療を提供し、住民の健康維持に努めていかなければなりません。
皆様方におかれましても、義務や責任という大きなご負担を背負いますが、いろいろと創意工夫を重ねられて地域の皆様方に信頼していただける病院診療所を築き上げていただきたいと念願しております。
今、直面している「崩壊から再生へ、直診施設の将来と役割を位置づける」学会であると確信しております。
この崩壊から再生に繋ぐために活発な討論をお願いする次第であります。
皆様方におかれましても、今日一日が有意義なものとなりますようご祈念申し上げます。(要旨)
<東庄病院も国保診療施設です>
自治体病院はどこも医師不足が深刻です。
東庄病院は、有難いことに全国屈指の国保旭中央病院との連携がしっかりしていて、旭中央病院から整形外科や眼科などの専門医が決まった曜日に診療に来てくれる体制が整い、これが安心と信頼につながっています。
緊急や高度医療が必要なときは旭中央病院でやっていただける仕組みで、リハビリは東庄病院で引き受けるというように役割が明確です。
幅広い知識で患者を診る総合医の育成を国に先駆けて推進してきました。