東庄中学校第50回創立記念式典
10月も残り3日、秋晴れのおだやかな日に。
東庄中学校創立50周年記念行事にお招きをいただき、緊急事態宣言が解除され、ようやく、全校のみなさんと顔を合わせることができるという、大変うれしい思いで出席をいたしました。
昭和47年4月1日、神代・笹川・橘・東城の4中学校が統合し、東庄中学校が誕生。
昭和49年4月1日、町のほぼ中央の高台に新校舎の完成と共に、実質統合中学校として発足。校旗、校歌が制定されました。
校歌は、東大社の先々代の宮司さんで、国学者であり、歌人、歴史学者でもあった飯田秀真さん作詞、作曲は、名誉町民でもあった笹川の山本芳樹さん(第二国歌・みたみわれ作曲)。
「さあ、校舎ができた あとは勉強だ!」昭和49年5月発行の町広報に掲載。
午前9時、開式。
*校歌斉唱
*学校長式辞
*PTA会長挨拶
*来賓祝辞
「本日は、東庄中学校の創立50周年記念、誠におめでとうございます。
昭和49年、校旗・校歌を制定し新しいスタートを切りました。
作詞作曲も町民の手によって作られた校歌、私は、元気が湧いてくる、町の様子をきちっと歌っている、この歌が大好きです。
これから、みなさんが手を取り合いながら人生をおくる、エールの歌でもあると思っています。
多くの立派な卒業生を輩出し、現在の東庄中学校が築かれてきました。
町民が声援をし、そしてまた、活躍する人たちを多く生んでいるということは、大変すばらしいことだと思います。
皆さま方も、先輩に続き、一生懸命頑張れば、事は成し得る、目的は達成する、そういう思いで色々な分野で活躍していただければ有難い、これからも頑張っていただければと思います。
この町は、教育の中で、先生方、生徒の皆さん、そして、町民全体が、将来を考え、夢を持ち、中学校の皆様と一緒に生きております。
大きく、高く、日本に、世界に活躍する人を、是非とも生み出したいというのが、私たちの願いでもあります。
そして、町にとって、誇りに思えるものを、これから、ぜひ挑戦していただきたい。
創立50周年を機に、東庄中学校が、みなさま方の素晴らしい成長の場として、地域とともに、ますます発展していくことをお祈りいたします。本日は、おめでとうございます。」
お祝いの挨拶をさせていただきました。
*生徒代表のことば・閉式
50年の月日を振り返ると、とても感慨深い。
私自身は、笹川中学校でしたが、子ども達4人は東庄中学校でお世話になりました。母がいて、妻がいて、にぎやかな7人家族。
そして、飯田PTA会長さん(飯田秀真さんのひ孫)が中学生時代に、ちょうど、PTA会長を務めさせていただいており、この学校には、非常に強い思いがあります。歴代の校長先生も縁のある方々で、懐かしい。
節目のお祝い行事が大勢のみなさんのおかげで、開催でき、新たなスタート、良い一日になりました。元気をいただきました。
緊急事態宣言が解除され、段階的に対策が緩和されますが、新型コロナウイルス感染症が収束したわけではありません。
町民の皆さまは、引き続き基本的な感染対策を徹底し、感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
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10月夕景・「秋の日は釣瓶落し」
各地の紅葉の便りも聞こえる頃に。