東庄中学校卒業式
2012/03/10今日も一日、雨風の強い日になりました。
午前8時30分自宅発、中学校卒業式に出席をいたしました。
今年は雪も多く、たくさん被害も出ました。
何よりも大きな災害は、昨年3月11日一瞬にして多くの人の命を奪った東日本大震災でありました。
ちょうど、みなさんが先輩を送った卒業式の午後でした。そして今も余震が続いています。
災害はいつ起こるかもわからない。
人間はいつでも自然との闘いの中で生きています。
「自分の身は自分で守る」と言うのが、鉄則です。
そして多くの人達に施しができて、力を合わせて生きていく、これが人間に与えられた使命です。
多くの犠牲の中にも人間は粘り強く自分の生命を守り、新しい後継をつくり存えてきました。
災害を防ぐには、過去の記憶が一番です。
何よりもこの経験をもとにこれからの人生、自分の命は自分で守っていくんだ、一人でも多くの人に自分の持てる力を施しとしていくと言う気持ちをもっていっていただきたい。
多くの人が力を合わせて地域を守り、復興しまた新しい時代を作るという大きなエネルギーを感じました。
人は一人では生きていけない。
多くの人と一緒にがんばる気持ち、施しのできる人、みんなから尊ばれる人間になっていただければ有難い。
卒業生代表の力強い答辞には、大震災の日から最上級生となり、一日一日その時を大切に過ごしてきたこと、両親や家族、多くの人への感謝の気持ち、未来への希望ががありました。
卒業生のこれからの未来に大きな期待をしエールをおくります。
卒業おめでとう!