岩瀬綾美さん来訪
岩瀬綾美さんは、3年前(大学2年)の平成20年9月22日から2年間、青年海外協力隊(JICA)が行っているボランティア隊員として、中米のホンジュラス共和国に派遣されました。
その際には、庁舎町民ホールで壮行会を行いました。
シャーガス病という感染症撲滅のため、現地保健所で地域の人とともに一生懸命啓発活動に取り組み、昨年任期を終え日本に帰り、この4月からは、日本の大学で勉強しています。
これからまた、大学で勉強すると言うことで、東庄町の奨学金基金事業(東洋合成工業株式会社からの寄附金をもとに行っている)に応募した結果、合格し、奨学生となりました。
東庄町の奨学金基金事業は、大学卒業後の返済義務がなく、進路も拘束せず、個人の意思を尊重した、ユニークで内容の充実した制度です。
(平成14年度より奨学生25名)
お母さんと一緒に訪れ、これからの夢や今感じていることなどを明るく話してくれました。
岩瀬綾美さんの他にも現在奨学生だったり、大学を卒業し社会人となり、自分の道を歩んでいる若者たちがいます。
将来どのような方向に進んでも、どこで暮らしても、いつか生まれ育った東庄町のことを振り返り、・・・あの時「町」が応援してくれたと思い出していただけることがあったら、嬉しいです。
一生懸命にやるとついてくるものがあります。
斬新さと何かをやろうとする気持ちを大事にしてほしい。
岩瀬さんを含む町に住む若者たちとも、語り合えたらいいなと思います。
・・・同じ年代だった頃の自分も思い出しました。
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■10日夕方庁舎から。