鹿島祭頭祭 =鹿島の​棒祭り=

毎年11月3日に開催している東庄ふれあいまつり(昨年は第23回)。
ここ数年、司会進行をお願いしているのが浪曲師の玉川奈々福さんです。
奈々福さんのうなる浪曲に天保水滸伝「鹿島の棒祭り」があります。
その「鹿島の棒祭り」祭頭祭を見せていただきました。

■鹿島祭頭祭

今年の左方は日川郷。
日川(神栖市)と私の住んでいる笹川(東庄町)とは、渡船により行き来のあったところでもあり、親戚や知人も多いことから「行ってみようか!」ということになりました。

毎年3月9日に鹿島地方に春を呼び、人々の健康や豊作を願って行われています
祭頭祭の神事は午前中に執行され、午後から祭頭囃の行列が本陣を出立。
私が鹿島神宮に着いた午後3時。
丁度、日川郷の色鮮やかな衣装の囃人が、囃唄を歌い、樫の棒を組みながら威勢のよい囃し込みが始まったところでした。

戸数630戸の日川地区から総勢650名の方(ご高齢の方から小さな子供たちまで)が一生懸命に習い参加をされていて、東庄町のお祭りもそうであるように「先人が大事にしてきた伝統を、また次の世代に引き継いでいく。」という結束と意気込みを感じました。

■神栖市 保立市長さん(日川)と

左方日川郷大総督・保立松太君は、お孫さんです。

■鹿島宮司さんと

「子供からお年寄りまで、お祭りに参加をしています。町の中で子供たちが挨拶できるようになり、お祭りを地域の祭りとしていくのは大切なこと。地域の連携はお金にはかえられない宝物としてのこり、無縁社会をつくらない事につながります。」
・・・とのお話をいただきました。

■東権宮司さん(東氏一族)と。

※「東庄」とうのしょうの地名=千葉一族の胤頼が支配、<東氏>を名乗る。
頼朝の天下統一に大活躍した千葉氏には、その功績として房総半島各地に領地が与えられました。
東庄一帯は、千葉常胤の6男にあたる胤頼が治めることとなり、胤頼は<東六郎太夫 とうのろくろうたいふ>と名乗りました。
東庄の地名はここに始まります。

お祭りが大好きな私。
見せていただいて良かったです!!

岩田利雄プロフォール
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