平成23年度スタート​!!

■執務室からの風景

コブシの花が開き、普段と変わらないように見える風景です。
その風景にも元気をもらいしっかりと前に進んで行きたい・・・。
・・・東日本大震災により近隣市は、懸命に復旧作業をしている所であり、心苦しさも感じております。

◆午前9時 辞令交付

新規採用職員、人事異動により部署の移った職員に辞令交付を行いました。
災害対応もあり最小限の人事異動となりましたが、新しい芽を見出したい。

◆午前9時30分 新年度訓示
まず大震災被災者にお見舞いを申し上げます。国の非常時であり、悲惨な状態の中で仕事をされている人が大勢います。
そして災害の大きさも徐々に明らかになり、課題は、一日も早い復興です。
各自治体とも厳しい財政状況の下、行政の一方的なお願いだけでは、町民との協働のまちづくりを進めることはできず、説明責任を果たしながら各種施策を実現していかなければなりません。
限られた人員ですが、知恵と工夫、新たな発想で健全財政を堅持していきたい。

昨年、「お役所仕事」という話をしましたが、「新しいことに取り組まずに、前例踏襲を大事にする」ということが行き過ぎると、「融通がきかない・決まりどおりの対応しかしてくれない」など、「お役所仕事」と言われることになり、あまりよい意味には使われていませんでした。
被災地で役場の職員がインタビューに「あたりまえの仕事」と答えていました。
今まで経験したことのない今回の大震災における緊急の災害対応には、とにかく町民のためにという「お役所仕事」・職員全員が一致団結、対応対策を分担や連携によりすばやく、そして一生懸命に仕事をしたことで感謝をされ、「お役所仕事」を良い仕事を意味する言葉として認められたのではないかと思います。

自分のこと家族のことは大事ですが、それと同じくらい町民は大事です。
町民に対しても職場のなかでも、人と人とは、お互いを思いやる気持ちが大切で、明るい職場とチームワークがより良い住民サービスにつながります。
小さくても「タフ」な町にして行きたい。
一人ひとりが、町のためにどれだけ尽くせるかということを考え、自分の立場、役割を認識して、持っている良い個性を発揮し、目標を持って取り組んでほしい。
新規採用職員には、今の気持ちを忘れずに元気に仕事をしてほしい。
一緒になってがんばりましょう!
・・・以上、年度始めの挨拶をいたしました。

◆午後1時30分 4月庁議開催

3月11日の地震発生以来、対応対策に万全な体制でいち早く取り組んだ事に感謝を申し上げます。
住んでいる人に不安を与えないようにすることが大事です。
苦情があって当たり前の仕事で、なかなかほめてはもらえませんが、皆さんのがんばりが通じたのではないかと思います。
町民のためにこれからもよろしくお願いしたい!!

岩田利雄プロフォール
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