秋の彼岸入り
■萩と版画「東庄音頭を踊る群像」
今日は、彼岸入りです。
先祖の霊をしのび、感謝の気持ちを持ち供養したい・・・。
平成17年9月2日、役場に問い合わせの電話がありました。
戦後60年の節目の年に、次兄(昭和20年1月20日戦死・海軍)のお墓を昭和25年にお参りしたきりになっているので、もう一度訪ねたいが、地名やお寺の名前も定かではない。
東庄町に「ふなど村」という地名と「万福寺」というお寺はありませんか?
・・・というお尋ねでした。
なんとか記憶をたどっていただきながら、調べた結果、茨城県の「長戸村」・「新福寺」(現在の稲敷市)であるということがわかりました。
二ヵ月後の11月6日、次兄のお墓参りを実現されました。
まず現在管理をされている逢善寺(稲敷市)を訪ねることになり、前日の5日、徳島県を出て鹿島セントラルホテルに宿泊。
翌6日は、JR小見川駅から電車に乗る前に、近いと言うこともあり、日曜日でしたが役場にお寄りいただきました。
その方が、徳島県美馬郡つるぎ町半田の藤原虎男さん(昭和4年生まれ)です。
その日、私は出張で福島県に行くことになっていました。
一度役場に出て、藤原さんと面会、「想い」をお聞きし・・・藤原さんに私の出張する車に乗っていただき、一緒に逢善寺を訪ねました。
藤原さんは、住職さんの案内で、次兄のお墓参り。
私は、福島県へ。
・・・それがご縁となり、藤原さんにはその後も二度お会いしました。
お彼岸には、家族でお墓参りをしたい。