朋あり 遠方より来る・・・
友がいて、遠路たずねてくれる、遠路訪ねる友がいる。
・・・亦楽しからずや。
8/20、ご縁があり、徳島市で研修会の講師を務めさせていただきました。
私を講師にと紹介していただいたのは、徳島県美馬郡つるぎ町半田病院(国保病院)事業管理者の三村先生です。
つるぎ町半田は、6年前から知人として交流させていただいている藤原虎男さんの住む町でもあります。
昨年は、兼西つるぎ町長にお世話になり、香川県綾川町での全国国保診療施設協議会現地研究会会場のホテルで再会をすることができました。
その際、半田病院の看護師長・事務長も紹介いただきました。
今回の研修会には、半田病院の看護師長も出席をされ、再会することができました。
そして、藤原さんとお会いするのは三度目となりました。
8/21、藤原さんと徳島市に住む藤原さんの長女の旦那さんの案内で渦の道や霊山寺を見学、昼食会をしていただいたり、おかげさまで楽しい旅にもなりました。
8/22、せっかくの機会でもあり、徳島から岡山まで電車を乗り継ぎ、友人宅にお邪魔をさせていただくことにしていました。
私の大学時代からの友人・岡山県井原市在住の鳥越俊男氏。
少し前までタツモ株式会社の社長でした。
現在は、会長をつとめています。
昭和47年に設立。
「常識」への挑戦を掲げ液晶用カラーフィルター製造装置で世界トップシェアを獲得した会社です。
大学を経て、サラリーマン生活を送っていましたが故郷に戻り、父親から32歳の時に製造会社の経営を任されました。
父親からは「お前の好きなようにやってみろ」と言われ、その時は技術的なことは何もわからず、頭を抱えてしまったが、そこから挑戦は始まりました。
「いろいろ考える中で何でもいいからぶつかってやろう、跳ね返されても絶対にクリアする。」と言う強い決意をし、あらゆる可能性を求めて常識に挑戦し、会社独自の開発・技術・製品を生みだしてきました。
最寄の駅に車で迎えに来てもらい、鳥越さん宅を訪問。
今年亡くなられたお父さんのご仏壇に機会があったら、お線香をあげ手を合わせたいという思いがありました。
鳥越さんが、平成10年6月、突然の病気で亡くなった妻の葬儀に岡山から駆けつけてくれたことを忘れていません。
会った瞬間から、帰りの岡山の駅まで送ってもらい別れるまで・・・とにかくお互いにしゃべり続けました。
5年ほど前に一度出張先で、あったきりでした。
現在療養中の彼は、鼻に酸素の管を入れ、ボンベを持ちながらの生活。
丁度その日は闘病中の知人が急に亡くなり気落ちしていると話していました。
それでも、これからの自分自身についてはとても前向きです。
たまたま夫婦して病気になり、二人とも入退院を繰り返している時に、父親が亡くなり、大変な思いをしたと話してはいましたが、今はその明るく元気なところに圧倒される感もありました。
ほんの数時間の再会となりましたが、とにかく楽しい時間を過ごすことができ、またお世話になったお父さんにもご仏前でお礼と近況報告をさせていただきました。
友の存在に感謝をしています。
普段、岡山と千葉で離れて生活はしますが、お互いに精一杯今を生きること!!
再会を楽しみに。
三日間、不思議な縁や人と人のつながり・友人の有難さを実感しました。