神代保育園30周年感謝のつどい
霜が降り冷たい朝でした。
社会福祉法人神代福祉会神代保育園が創立30周年を迎えられ、感謝のつどいにお招きをいただきました。
創設者の前田武守氏とは、共に昭和54年11月の町議会議員選挙に当選、人生の先輩ではありますが、3期12年同期の議員として一緒に活動をさせていただきました。
前田氏は、森林組合に所属し、1期目から「木を育てる・子どもを育む」ことが自分の仕事ということで、すでに目標を持たれていました。
子どもは、地域で育てる、育てたいという熱い創立の理念のもと昭和58年4月に開園、私財を投じてのことでした。
以来、前田イズムとも言うべき、ひたすら地域の子ども達の成長を願い、縁の下の力持ちとなりご尽力されて来られました。
歴代理事長はじめ関係者の皆様の連携と努力により、地域の信頼高い保育園として発展されましたことに、深く感謝を申し上げ敬意を表します。
毎年、夕涼み会には、楽しみにお邪魔をさせていただいていますが、明るく元気な子ども達と、熱心な関係者の皆様にお会いでき、嬉しい気持ちになります。
少子・高齢化と人口減少が言われますが、出生率も過去最少を更新しており、少子化傾向が強まっています。
将来的に、子どもの数をどうやって増やしていくかは大きな課題です。
お父さん、お母さんが働きながら安心して子育てできる環境を、より一層整えていくことが大切だと考えております。
町としても一生懸命取り組んでまいります。
神代保育園が、今後とも父母との信頼関係を基に、子ども達の生活や心を安定させ、子ども達の発達に応じた保育、明るく元気な子ども達の育成に努められますようご期待いたします。
・・・・祝辞をのべさせていただきました。
震災は、人に学び、知恵を歴史に学ぶ。
唯一、動物の中で親子三世代同居ができるのは人間です。
親子三世代同居は、人を育むのには良い環境だと思っています。
木と同じように一代では育てきれない・・・祖父母に感謝をし、いろいろなものの知恵を授かることが良いのではないか。
地域のみんなの協働により笑顔で明るく元気な子ども達を育てていきたい。
「ふるさとが 人を育み 人が ふるさとを創る」