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6月庁議 開催

2011/06/01

大雨・大風という悪天候がおさまり、少し寒いくらいの「衣替え」になりました。

諏訪神社では、さつき展開催中です。
日本皐月協会水郷支部石毛支部長さんが、町長室前のカウンターに置いてくれました。

■さつき「祝星」

 

■東庄町長賞「銘花 桃香」

■花季皐月展(開催期間5/20-6/5)

午前9時30分、庁議開催。
大震災より80日以上が経ち、少し落ち着いてきたが、対応の遅れなどから東北の人たち、原発事故の影響により非難をされている人たちは、大変な思いをされています。
政府の見解、東電の説明などまちまちの情報に戸惑っている状況であり、梅雨時と暑い夏を迎えようとしている今、経過や状況をはっきりと言い、方向性を示してほしい。
いろいろな会議に連日のように出席しているが、災害対応の会議ばかりです。
昨日は、支援金の配分についても話し合われました。
国・県も状況をつぶさに把握し、会議ばかりしているのではなく、対応してほしい・支援金については、液状化で大変な思いをしている町もあり、家屋の一部損壊についても対応すべきと主張してきました。

今日から、被災された町民の皆様へのお見舞いとして、町独自のお見舞金の受付を始めました。
屋根瓦が落ちるなどの一部損壊等が多く、材料や人手が足りずになかなか修理もできない状況ですが、少しでも役立ててほしいと思います。
6月1日、復興に向けた対応対策の上で新たなスタートにし、更に町独自のものを考えて行きたい!
財政調整基金などこれまで町が積み立ててきたものを、必要とされることには用立てたい。

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今、国がやらない分を民間が一生懸命やっています。
デパートでは、お中元商品に被災地応援商品をとりあげている。
千葉県の畜産関係者は、原発事故により非難をしている福島の牛を買い、千葉県で育てる。
そして、ふるさとでの日常生活に戻れた時には、牛を連れてまた畜産業を営めるようにする、「同業者を生かす仕事をしていきたい」とがんばっています。

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「人を救う」と言うことには、いろいろな角度からできることがあるのだと思いました。

どういうことで、救ってあげられるか・・・義援金は大事なことだが、義援金だけでは足りない部分がある。
職を失っている人が働いて賃金を得られることが大事。
どんな立派な大きな施設に非難できても、「自分のふるさとに帰りたい!」という思いを持ち生活している。
コミュニケーションは、すばらしく大切。

町は、町としてできることを知恵をしぼり、町民の皆さんの協力をいただきながら、災害を機に安心・安全ということでステップアップしていきたい。
各担当課からアイデアを出してほしい。

衣替えを契機に皆さんの力をかりて元気に前向きにがんばっていきたい!!

=以上、挨拶をいたしました。=

岩田利雄プロフォール
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