9月定例議会最終日
2010/09/17慎重なる審議をいただき、おかげさまで、すべての案件を原案どおり可決・認定等をいただきました。
過日の台風9号の影響で、本町では積算雨量が160ミリを超え、県下で最多の雨量となりました。
道路の冠水や、一部、路肩の崩落は発生しましたが、幸いにして人的被害は、無かったものの、稲刈り後の「稲わらのアク」の雨水流入によって、黒部川の魚が大量死するという予期せぬ事態が発生しました。
黒部川の生態系への影響も懸念されますが、見方を変えると、あれほどの魚たちが生息していたことに驚きを覚えます。
また、今夏のような例年に無い猛暑・日照り続き、野山の木々にとっては、恵みの雨でした。
まさに、一つの事象であっても、その立場、見解によって評価が変わることに思いを馳せました。
大雨は、自然現象ですが、行政の各施策は、その方向と密度を調整できるものです。
これからも町政の施策の決定にあたり、町民の皆様の意見を多角的に検討し、その方向性と質を決定していきたい。
大量死した魚(約25トン)の処分は、多くの皆様の絶大なる協力を得て、職種を超えた連携により、昨日終了することができました。
大変な作業ではありましたが、「住民パワー」のすごさを知るとともに、多くの関係者の皆様のご協力に大変感謝しております。
議会全員協議会でも報告いたしました。
東庄町役場2階正面より。
家並みの先には黒部川・利根川、その先には太平洋。