第2回まちづくり会議開催
猛暑日が、続いています。
九州地方を襲った豪雨では、死者や行方不明者が出て大きな災害となりました。
最近は、この九州北部での局地的な大雨や、5月のつくば市での竜巻、6月の台風の日本列島上陸など、災害をもたらす異常気象が続いています。
地震に対する防災に加え、こうした異常気象による災害に対しても今後、十分に注意をしていかなければと思います。
午前中開催の臨時議会では、識見者選出の監査委員の選任に係る同意案件、1件を提案させていただき、同意をいただきました。
午後7時より第2回行政協力員まちづくり会議を開催いたしました。
第1回目は4月25日に開催し、それぞれの地域で課題となっていることや、町への提言などを、発表していただきました。
道路や排水の整備をはじめ、たくさんの意見をいただき、個別の意見・要望については、担当職員が区長さん方と直接、連絡を取り合って、出来るものは速やかに実施するという姿勢で進めているところです。
今回の会議では、様々な理由で区を抜けたいという人が増えているという前回の会議で出た意見を受け、地域の絆を強めていく方策について、議題として取り上げ意見交換をしました。
区を抜けたい理由の主なものは、
・高齢で区の行事に参加出来なくなった。
・生活をしていく上で、自治会費や祭りの寄付などが大きな負担になっている
といったことです。
おりしも、こういう立場の一人暮らしの方から町にお便りが届いていましたので、事例として紹介しました。
自治会は、地域の見守りや、困ったときに助け合う「お互いさま」の意識を共有する大切な組織です。
区を抜けていく人が多くなったり、引っ越してきても区には入らないという人が多くなると、地域で関心を寄せあったり、見守りあう基盤が弱くなっていく恐れがあります。
こうした問題は、すぐに答えの出ない難しい問題です。
職員には、このような事実があることを、一人ひとりが問題意識を持って、研究検討していくよう伝えました。
まちづくり会議で、各区長さん方と、広くこうした問題を共有できたことは、たいへん有意義な会議であったと感じています。