日章旗返還式
冬型の気圧配置、快晴、風が強く寒いが、スッキリとした日に。
午前10時、羽計の故 越川藤次様の日章旗返還式に、お孫さんの越川浩一さんにお越しいただきました。
元米兵の方が亡くなり、遺族が遺品として発見され、アメリカのOBON SOCITY(戦時遺留品の返還活動を行っている団体)に相談。
靖国神社や厚生労働省に問い合わせがあり、千葉県遺族会を通して町に届いたものです。
藤次様は戦争から生還し、家族と過ごされていたとのこと、一緒に過ごされた頃の思い出が、たくさんあるかと思います。
アメリカで見つかった日章旗が、元米兵のご遺族の行動により、無事に日本へ帰ることができました。
藤次様の日章旗が返還されたこと、大変喜ばしく思います。
日米、返還に関わったみなさまの温かい想いに感謝し、平和の尊さを継承してまいりたい。
日章旗が返還されることは、戦争が終わったこととも言えます。
しかしながら、あらためて、戦争の悲惨さを忘れてはいけない、繰り返してはならないとの思いを強くいたしました。
お忙しい中、日章旗返還式にお越しいただき、ありがとうございました。
在庁執務の一日になりました。
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川夕景
色々なことがあった今年も、残り1ヶ月とちょっとになりました。