東日本大震災10年
快晴、4月上旬並みの気温、おだやかな日になりました。
広島市では、桜が開花したとの発表もありました。
議会は、予算決算常任委員会。
午前11時、防災行政無線等「緊急地震速報」を合図に1分間の町内一斉シェイクアウト訓練(安全行動訓練)を実施。
まず、命を守る安全行動をとり、各家庭や会社などでいざというときの安全行動を確認する、訓練は大事です。
午後2時半、津波被害が甚大だった飯岡地区の海岸近くにある飯岡ユートピアセンターで開催された、千葉県と旭市合同の「東日本大震災十周年追悼式」に参列をさせていただきました。
地震が発生した午後2時46分、1分間の黙祷を捧げました。
追悼式後、旭市が10年の節目に建立した慰霊碑の除幕式が行われました。
石碑の裏面には「震災の記憶を後世に継承してまいります」と刻まれていました。
改めて犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたします。
■東日本大震災一周年追悼式
2012年3月11日、震災の爪跡の残る旭市・いいおかユートピアセンターで行われた追悼式に被災地(死亡者1人)の首長として参列。
「大地が揺れたらすぐ逃げろ より遠くへ より高台へ」
気仙沼で津波の慰霊碑に刻まれました。
東日本大震災から10年、被災地を思う合言葉は「絆」でした。
「絆」とは、人と人とを離れがたくしているものと。
そして、災害は毎年のように起こっています。
震災を通して学んだ教訓は、次世代へ伝えていかなければなりません。
ふだんの心の準備も大事。
町としても引き続き防災・減災対策に取り組んでまいります。
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「梅の蕾(つぼみ)」
無医村に咲いた花 千葉から田野畑へ 医師夫婦の碑建立・岩手
作家・吉村昭さんの短編小説「梅の蕾(つぼみ)」。
岩手県の三陸海岸にある田野畑村に赴任した医師と夫人、そして夫婦を無医村に呼んだ村長の物語。
物語には、実話が多く書かれている。
人のために思いを貫く 人を愛する 思いは通じる 人は大事。
物語に出会い、感銘を受けました。