千葉県知事に台風関連緊急要望

良いお天気が続いています。
千葉県は、9月以降の2つの台風と先月の豪雨で甚大な被害を受けました。
先週の8日は、「10月25日の大雨」で大きな被害を受けた長柄町(清田町長)と長南町(平野町長)を訪問いたしました。
午前11時半、千葉県内の12の市町長と共に県庁を訪問、市長会と町村会の代表として森田知事に「自然災害への対応に関する千葉県知事への要望」、土砂災害の警戒区域の見直しや停電への対策などを求める要望書を手渡し、迅速な対応をお願いいたしました。

今後、被災された皆様の生活再建や復旧に向けて、県と市町村が連携、タッグを組んで取り組み、難局を突破していきたい!

午後2時半、県自治会館での、「令和元年度第2回千葉県町村会定例会」に出席をいたしました。

■挨拶

この度の台風及び大雨により被災されました皆様に対し、心よりお見舞い申し上げますとともに、復旧に向け、ご尽力されております町村長の皆様はじめ、職員、関係者の皆々様のご苦労をお察し申し上げます。
千葉県を直撃した台風15号は、これまでに経験したことのない暴風により、県内各地に甚大な被害をもたらしました。
住宅被害に加え、広範囲かつ長期にわたる停電や断水など、ライフラインの被害も想像を絶するものでした。
農林水産業への被害は、それを生業とする住民はもちろんのこと、基幹産業とする自治体にも深刻な影響を及ぼしております。
発災直後には、市長会と連携し、被害の顕著であった市町村に被害の状況や必要とする物資などをお聞きし、比較的被害の少なかった県内の市町村の皆様に支援のご協力をいただきました。
また、県外からも多数の支援をいただきましたことは、感謝に堪えません。
台風第15号からの復旧も道半ば、19号、さらに25日には記録的な大雨が被災地に追い打ちをかけ、新たな被害をもたらしました。
未曽有の災害ではありますが、本日お集りの皆様をはじめ関係機関からの協力も得ながら、住民の皆様が一日も早く元の生活に戻れるよう、スクラムを組み、ONE TEAMとなって取り組んでまいりたい。
10月1日に消費税率が10%に引き上げられました。
併せて、幼児教育と保育の無償化がスタートしました。
地方においては、来年度から財政負担が生じるため、財源の確保も大きな問題です。
無償化による影響を検証しながら、意見を述べていく必要があります。
また、ゴルフ場利用税の制度堅持に向けて、今年度もしっかり取り組んでまいりたい。

今年度末に期限切れを迎える現行の合併特例法については、現行法の期限を延長すべきとの答申が示されたところです。
9月に厚生労働省は公立・公的病院の再編案を公表しました。地方創生に逆行する懸念もあることから、全国町村会からも、国と地方の協議の場において、地方の声を踏まえた適切な医療行政とするよう意見を述べたところです。
県は、9月議会において、緊急的な安全対策の実施や児童虐待対策の強化等を盛り込んだ補正予算を可決しました。
また、台風による被災者の生活再建や農林水産業者・中小企業者等の事業再開に向けて、施設の再建のための融資や利子補給を行うための予算を追加計上するため、補正予算の追加提案を可決しました。
台風関連では、災害復旧・復興に向け、総合的かつ計画的に推進し、一日も早い被災者の生活再建及び産業の再生と、更なる振興を実現するため、災害復旧・復興本部を設置しました。
今後も、国や県の動向については注視し、情報収集に努めるとともに、国や県に対し、皆様のご意見等を伝えてまいりたいと考えておりますので、引き続き、ご協力をお願い申し上げます。

白石 鋸南町長が「総務大臣表彰」を受賞されました。おめでとうございます。

本日の定例会の案件は、平成30年度会務報告及び一般会計決算の認定などの3議案、皆様の忌憚のないご意見を賜りますようお願いを申し上げます。
定例会の開会に当たり挨拶を申し上げました。

定例会終了後、午後3時半から、滝川副知事より「県政説明」をいただきました。

ハードスケジュールの一日を終えて、無事に帰宅。
いざ災害時、如何に被害を最小限に食い止められるか、安心・安全、町を守る対応をしてまいりたい!

荒木 嘉島町長(熊本県町村会長)より、立派な柿を頂戴いたしました。
ありがとうございました。

岩田利雄プロフォール
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