退職者送別式

花曇りの一日。
町内の桜・ソメイヨシノがやっと見頃になりました。
このところ、土日の行事や出張が続きました。
昨日は、喉痛で体調が悪かったため、本当にめずらしく休みをもらい、パジャマで過ごしました。

金曜日の今日、29日が年度末となりました。
午前中から、3月31日をもって退職される職員等への辞令交付を行いました。
また今年は、被災地への職員派遣ということで、宮城県岩沼市への派遣辞令の交付もありました。

朝のテレビ番組を見て、大震災で一度に子ども達や家族を亡くし、一人残された父親を知りました。
悲しみや辛さは計り知れなくて、本当に生きることは辛いこと、大変なこと、・・・それでも何とか今を精一杯生きていくしかないこと、大勢の方が同じような思いをされたことと思います。
派遣職員一人の力は、小さなものかも知れませんが、少しでも支援になってもらえたらと思います。
力を発揮し元気に頑張ってほしい。

退職者への辞令交付の後、午後3時より、多目的ホールで送別式を行いました。
町は、大地震からの復旧と元気を出して行こうということで、いろいろな地域活性につながるイベント等も実施してきました。
昨年末の高校生ボート転覆事故、44年ぶりのSL運行もありました。
行政として災害時の緊急対応には一致団結、連携によるすばやい対応対策が大事であり、町民の命を守らなければなりません。
そういう意味でも、今日退職をされる皆さんには、退職をされる日まで、ご尽力をいただきました。

定年は、時間の問題だが、これから何をやるかは、自分自身の心の問題。
106歳、しいのみ学園創設者昇地三郎(しょうち)さんの言葉。
一日に一つでも新しいことを知ることは、生きている喜び。
「一日一知・いちにちいっち」を心がけ、挑戦し続けること。
生涯に渡って自分なりの方法で、社会との関わりを持ち強く生きて行くという事です。

自分の命、そして家族・人を大切に、持っている能力を発揮し、前向きに明るく、これからも社会の役に立つ存在として、人から感謝される道を歩んで行ってほしいと思います。
これまでの人生の大きな部分を、町の職員として、ふるさと東庄町を創ってくれたことに、感謝するとともに、これからも、それぞれの立場で、すばらしいふるさとを創る一員として活動していただきたいと思います。
まずは、ゆっくり疲れをとって、そしてこれからの第2の人生を「自分が主役」となり、謳歌してください。
町を代表し挨拶をさせていただきました。

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送別式後、玄関前で皆さんを送りました。
皆さんの「これからの人生」にエールを送ります。
長い間ありがとうございました。

岩田利雄プロフォール
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