東庄中学校卒業式
ぽかぽか陽気が続いて、朝から暖かさを感じる日になりました。
春の風が吹き、卒業式シーズンを迎えました。
東庄中学校卒業式にお招きをいただきました。
今年の卒業生は、96名。
■皆勤賞授与
午前9時20分開式。
コロナウイルス感染症は、なかなか収束が見えず、この3年間は、大変な3年間だったなと思います。
卒業生の皆様方にとっても、大変な状況下であったと、推察いたします。
感染防止対策の全国一斉休校で入学式はできず、2か月ほど遅れて入学されたことを思い出しました。
一番元気で、楽しく、何でも自分で頑張ればできる中学時代の3年間を、制限や我慢を強いられて過ごされました。
今、振り返ってみると、お互いに気を付けることと、命があって、今の現状がある訳であり、自分の身は自分で守るということを教訓として教えてもらった、自分自身で、身をもって覚えたということになります。
私にとっても、今までの人生の中でこのようなタイミングで、我慢をしなくてはならないと強いた経験は、初めてのことです。
今まで誰もが経験できなかったことを、中学生生活の中で経験されたということは、これからの人生で決して無駄はない、そしてまた、遅れはないと思っております。
今日の晴れての卒業式、本当に心から、お祝いを申し上げたいと思います。そして、大いに期待をしております。
友達を思いながら、自分自身で気を付けながら、学んできたこの経験は、必ず、活かされると思います。何事にも負けない、頑張れる力を得たと思っております。
東庄町は、皆様方を応援します。
これからの長い人生を元気いっぱい、生き抜いてほしい、そしてまた、自分が、学んできたことが、世の中に少しでも役に立つ生き方を、皆さん方ができれば幸いに思います。
皆さん方の人生、そしてまた、将来に向けて、価値あることを祈り、お祝いの言葉といたします。
卒業、おめでとうございます。
お祝いの言葉を申し上げました。
今までの経験が無駄にならないような人生を送っていただければありがたい。私の励ましにもなり、町を挙げての多くの方々の思いが通じるのではないかと思います。
マスクなしの卒業生、皆さんがとても落ち着いていて、特に、国歌・校歌・卒業の歌はもちろん、2年生の送る歌が素晴らしかった。
挨拶はいつも緊張しますが、大変な中学生生活を乗り越えてこられた卒業生を前にして、初めて上がってしまいました。
何回か同じような言葉を繰り返してしまったような?
心に残る卒業式でした。ありがとうございました。
東日本大震災から12年が経過いたしました。
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3/9・オレンジ色に輝く月