千葉財務事務所長来訪
在庁執務の一日。
財務省関東財務局千葉財務事務所より吉野所長が見えました。
吉野所長には、大震災前の2月28日にも訪問をいただきましたが、東庄町への財政融資資金の貸付状況等について資料をいただき、これからの事業についての話もさせていただきました。
財政融資資金を借り入れての最近の主な事業等(資料)
・大規模改造事業(神代・笹川小学校屋内運動場耐震補強) 平成22年12月工事完了
・農業農村整備事業(圃場整備・農道整備)
吉野所長より旭中央病院との医師連携、東庄町の財政・財源について、大震災による農産物の被害は?などの質問がありました。
医療連携は継続。
限られた財源の中で、職員の25パーセント削減(人件費削減)を行ってきました。
それぞれの仕事の負担が増え厳しいが、頑張っている。行革により課長の人数が少ないため、特に災害の時などは情報の伝達が早いと言うこともある。
農作物の影響(被害)については、まだ結論はでないが、特に稲作にとって、3月は大事な時期でした。
国の査定を待たずに、財政調整基金を取り崩してでもと言う考えで、業者にいち早くお願いし、きちっとした仕事をしてもらった。
先日、宮城県の亘理町長の話を直接聞かせていただいたが、災害の大きさは違っても同じ考えだと思った。
対応対策にお金は、毎日必要。お金がないと動かない。
基金を取り崩し、仕事をしてもらった人には、一週間後にはお金を支払う。
多くの人に短期間でよい仕事をしてもらった。
それが、業者を助け町も助かる。
とにかくスピードが大切!
これからの事業、めざしたいこと。
・学校給食センターを、一番生徒数の多い東庄中学校内に設けたい。
子どもたちの発育のために良い大事な給食。
作ってくれた人の顔が見える楽しい食事(給食)にしたい。
・少子化により幼稚園は5園から2園に統合し、園児バスによる通園をしている。
幼稚園と保育園の検討課題もある。
義務教育の6・3制の区分けを、小学校には幼稚園から4年生までとし、5年生からは中学校に通う。
英語教育や運動部などの部活動も子どもたちにとって良い方向に進むのではないかと考えている。
・・・私の考えだが、なかなか例がないと言うことで、進みません。
やってみること!
教育には柔軟性も必要だと思います。
いろいろな話をさせていただき、給食センター、義務教育の5・5制区分けについては、「実現を期待します!」と言っていただきました。
前例は、つくるものである。
成果は期待されるが、やってみること。
状況を見ながら応用していくことにより、失敗にはならないのでは・・・。