第37回東庄町住民福祉大会
2018/02/12オリンピックの放送があると同時に、北陸がまた大雪に見舞われるだろうというニュースが流れてきています。
風はありましたが、心配したよりは少し暖かい日になりました。
午後1時、公民館大ホールに於いて、住民福祉大会開催。
■開会
■主催者挨拶
住民福祉大会に、大勢の来賓の皆様、町民の皆様にお出でいただき、とても心強く、大きな関心を持っていただいていることに感謝いたします。
今、全国で人口減少が課題となっており、東庄町は、これまでの40年間で人口が増え続けた20年、人口が減り続けた20年により、40年前の人口になりました。
昨年4月には、人口減少により国から過疎指定を受けました。
過疎指定は、町が20年前のピーク時(人口18,500人)と同じように充分に持ちこたえ、存続できるよう国から援助を受けることができるということ・・・。
人が少なくなった分、町民の方々にお互いに関心を持っていただき、助け合いながら、この町を皆さんで大事にしていただいて、育てていこうというまちづくりの取り組み方があるのではないかなと思っています。これからが正念場です。
そういう人達が大勢集まり、今日の目的でもある住民福祉の向上、お互いを知ることと、お互いに力になってあげること、助け合うことが住民福祉の根本で、まちづくりの一番の基になるものだろうと思います。
少なくなった分、お互いに関心を持ち、お互いの気持ちを支えながら、良い町をつくっていける良いチャンスと捉えています。
作家・宮澤賢治の、あの純粋な気持ち、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・・病気の子どもあれば、行って看病してやり・・・」とずっと続く詩があります。
宮澤賢治がお母さんから言われた言葉は、『人と言うものは 人のために 何かしてあげるために生まれてきたのです』と言う言葉だそうです。
世の中に生まれて人のために手助けをする、その仕事のために人は生まれてきたと言うことで、忠実に守ってきました。
宮澤賢治の一生は、「人のためになること」ということでした。
人は子どもの時の育った環境が凄く大きく、宮澤賢治は母の教えを見事に貫いたということ、故郷岩手県では宮澤賢治を称え、多くの詩や物語は、ずっと共有する財産にもなっている。
うらやましい・・・。
「人のために自分が 何ができるか」、自分は何で生まれてきて、どういうことをしてあげたいのかという気持ちがもし起きたとすれば、宮澤賢治に一歩でも近づけるのではないか・・・。
これからも皆様には、お互いさま、ボランティアのネットワークを通じて力強い関係を築いていただきたい。
お互いに力を合わせてまちづくりのために頑張っていこうと思っています。
よろしくお願いをいたします。
結びにご参会の皆様のご健勝でのご活躍と東庄町社会福祉協議会の益々のご発展をお祈りいたします。
挨拶をさせていただきました。
■保立会長挨拶
■表彰
~ 地域たすけあいのちから ~
児童・生徒の福祉活動の発表、手話教室のみなさんと歌に合わせて手話を学びました。
本当に大勢の皆さんと良い時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。