東庄町戦没者慰霊祭
終戦から70年。
日本武道館では、政府主催の全国戦没者追悼式が開催されました。
毎年8月15日に開催している、東庄町戦没者慰霊祭を、午前10時半から、公民館大ホールで開式。
■祭主祭文
■献花
遺族会長よりお礼の言葉をいただきました。
東庄町町制施行60周年の節目に戦後70年を迎えました。
遺族の方々も大分年配になり、戦争を知らない人たちが大部分になりました。
終戦から70年を考えると、長い年月を経ても深い悲しみは消えずにいます。
多くの困難を克服して戦後を生きて来られた方々に、敬意を表します。
300万人が戦死、その人たちが生きていたらと思うとき、戦争により得をしたことは何もないのではないか、これからの若い人達を駄目にしたことと同じであり、とてつもなく大きな犠牲を生んだ。
絶対に戦争をしてはならない。
反省をし、これからの時代をどう、きちっと生きていくかということが大事・・・。
先日の新聞で、「千葉から語り継ぐ戦後70年」という習志野市在住の女性の記事を目にしました。
海軍の戦闘機搭乗員で20歳、2歳年下の弟さんが戦死され、当時海軍病院看護婦だった今年92歳のお姉さんが、今年の夏、自分史「過ぎた歳月」を出版されたとありました。
仲の良かった姉弟は「東庄町笹川出身」、農家で育ち、夕立がさあっと降った後、利根川に美しい虹が架かったという故郷の思い出に、心がひきつけられる思いがしました。
・・・姉弟の育った家は、私の家のすぐ近所でした。
平和を祈念し、小さな町でもずっとこの町にすんでいたと思っていただけるようなすばらしい故郷として発展させ、次代の子や孫たちに引き継いで行きたい。