テレビ放送・NHK小​さな旅~連綿とこの手​で~

午前8時・テレビ放送・NHK「小さな旅」で東庄町が紹介されました。

■東庄町

■基幹産業は農業

■黒部川
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「水と緑と歴史」自然の香りを感じる町・・・。

288年続く醤油蔵・入正醤油の、13代目・多田庄兵衛さん。
入正醤油では、主は代々庄兵衛を名乗ってきました。
「ただ古いだけで・・・」と言う穏やかな挨拶から、もろみ蔵で、もろみの熟成をたしかめる手も映され、「もろみ蔵に住み着いている微生物は、醤油づくりのご先祖さま。」、「人はお手伝いするだけ、待っているのが醤油屋の仕事。」と話されていました。
長男の敬次郎さんは、父親のもとで子どもの頃から醤油づくりを学んできました。
難しいところは、「こちらの都合ではなく、合わせないといけないところ。」とのことです。
庭には、100種類を超える野草を植え、自然を愛し、野草や生物に自然の移ろいを感じながらの醤油づくりを続けています。受け継いだものを引き継いでいく。

■全国醤油サミットin銚子・千葉県の醤油=澪つくし醤油

下総台地で農業にはげんできた宮澤喜久男さん。
畑の草取りは、毎日の仕事です。
気候は、川風を受けて夏涼しく冬暖かい。下総台地の1000年かけて作ってきた土(畑)にコカブを栽培。収穫は日の出前から始まります。
コカブは、傷つきやすくやわらかい土が必要。
「ふかふかとやわらかい土は、先祖から受け継いだ宝物。」
「農家は、土づくりが一番の仕事。」
・・・と話されていました。

■東庄コカブ(ホワイトボール)

300年の歴史を伝える醤油屋さん、先祖から受け継いだ畑に一人ではできないことを家族が力を合わせ新しい特産品を作る農家。
輝いて見えました。

守ってきた人達の家族の絆を感じます。

共通するものは、自然が生み出した産物であること。
今を生きる醤油屋さんも農家も、先祖の存在は同じで、人が歴史をつくってきました。
醤油屋さんも農家も東庄町の宝です。

あらためて、ふるさと東庄町の自然も含めすばらしさを想うことができた有難い番組でした。

岩田利雄プロフォール
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