利根川下流部自然再生シンポジウム

青空の良いお天気の日になりました。

午後2時、公民館大ホールに於いて、利根川下流河川事務所の主催により、各方面から専門家をお招きして「水郷・利根川の魅力と多様な自然を考える」をテーマに自然や生態系を守り活用し、魅力を再認識し、地域の発展につなげるための「利根川下流部自然再生シンポジウム」が開催されました。
定員150名の席が満席となる多くの皆様が参加されました。
利根川下流では自然環境を再生するための取り組みが続けられており、現在までに東庄地区をはじめとして、ヨシ原や干潟、ワンドの再生が行われてきました。

▪️挨拶


 
本日は、講演いただく先生方、ようこそ東庄町にお越しいただきました。貴重なご意見、色々な知恵を授けていただけるということで、大変楽しみにしております。
東庄町は、利根川、常陸利根川、黒部川の3本が合流する地域です。
昭和46年に利根川河口堰が完成をいたしました。私は当時、若き青年でありました。もう2年経つと50年になるとの思いです。
利根川の下流域にある河口堰は、農業用水、生活用水の確保、塩害の防止のために作られました。
その役割は大変大きく、東総地域の銚子市・旭市・東庄への水道の供給を行っております。  
命の水であり、下流域からの塩害を防ぎ、水を貯えることができるということは、まさしく河口堰の恵みです。
本町と茨城県神栖市が結ばれて、車での交流、人的交流、物流での交流が行われ、経済効果も大きなものがあります。
今、改めて河川敷きの重要性が見直され、自然の再生、また、多様な生物の生育環境の保全が求められています。
利根川河川敷は、町の鳥、コジュリンの生息をする地域でもあります。
身近ですが、まだまだ知らないことの多い利根川の魅力をたくさんお話いただけると思っております。
東庄中学校の生徒86名にも参加していただいております。
本日のシンポジウムが利根川の魅力発見、少しでも将来に渡っての地域発展につながるよう期待いたします。
本日は大変貴重なお時間をありがとうございました。よろしくお願いいたします。
挨拶をさせていただきました。

ホール後方で、先生方の基調講演、報告を聴かせていいただきました。

▪️パネルディスカッション

テーマは「利根川の思い出と未来」、コーディネーターは西廣先生(東庄町笹川出身)。
先生方とパネリストとして参加をさせていただきました。 
「川には、危険もあるが色々なことを学びながら育ちました」、子供の頃、よく川で遊んだ思い出など話させていただきました。
すこしは役にたったかどうか・・・?
川との共生が、東庄町の大きな財産、これからも、大事にしていこう!
大変興味深い内容で、時間が足りないほど盛況でした。
記念にもなり、またぜひ、このような機会があればと思います。
ありがとうございました。

帰りがけ、デッカイ月が、まぶしく光ってきれいでした。
また、明日も、ガンバロー!という気持ちに。

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11月の満月

空気に冬らしさも感じられるようになってきました。

岩田利雄プロフォール
2024年4月
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